みなさん、中国の古典怪談『聊斎志異』がアニメ化されるのをご存知ですか? 追光アニメーションによる最新作『聊斎:蘭若寺』の「崂山道士」篇予告がついに公開され、SNSで話題沸騰中です!
この予告、実にユニークなんです。原作の「箸で嫦娥を変え、優雅に舞う」といった幻術シーンが見事に再現されているのはもちろん、主人公・王承の修仙(仙人修行)の様子がこれまたコミカルで、思わず吹き出してしまうこと間違いなし!
でも何より注目なのが、キャラクターたちの「もふもふ感」。予告全体に採用された毛氈(フェルト)アートスタイルのおかげで、登場人物たちがまるでぬいぐるみのように愛らしく描かれています。特に道士のひげのフワフワ感がたまらない!
「こんな修仙生活、私も体験してみたい!」と思ったあなた。実はこの毛氈スタイル、単なる見た目の可愛さだけじゃないんです。伝統的な中国切り紙細工の技法をデジタルアニメーションに融合させた、まさに「新次元の中国風アート」と言えるでしょう。

制作チームによれば、1フレームごとに手作りの温かみを表現するため、通常の3倍以上の時間をかけたとか。背景の山水画風デザインと毛氈キャラの組み合わせが生む不思議な魅力、ぜひ予告でチェックしてみてください!
ところで、『崂山道士』といえば、中国では誰もが知る古典怪談の名作。仙人になるための修行がテーマですが、今回の映画版ではどこまで原作に忠実なのでしょうか? 予告から推測するに、王承が繰り広げるドタバタ修仙劇メインになりそうな雰囲気…。これはきっと、子どもから大人まで楽しめるファンタジーアドベンチャーになるはず!
個人的に気になるのは、嫦娥(月の仙女)の登場シーン。毛氈スタイルの彼女がどんな舞を披露するのか、今から楽しみで仕方ありません。もしかしたら、中国版『メアリと魔女の花』のような、詩的な美しさが観られるかも?
さて、みなさんはどう思いますか? この「もふもふ修仙アニメ」、日本で公開されたら絶対観に行きますよね? それとも「古典はもっとシリアスに」派ですか? コメントで教えてください! ちなみに私は、公開日が待ち遠しくて原作を読み返してしまいました…(笑)
▼『聊斎:蘭若寺』崂山道士篇予告はこちらから
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